40代過ぎてから取るなら?登販・医療事務・調剤事務の比較と将来性

働き方・人生の悩み

「40代からでも目指せる資格がほしい」「できれば長く働ける仕事に就きたい」
そんな思いから、登録販売者・医療事務・調剤事務の資格に注目する人が増えています。
一方で、
「どれも“事務系”だけど、AIに取って代わられない?
「未経験でも実際に働ける職場ってあるの?」
そんな不安も出てきますよね。
この記事では、それぞれの資格の取り方・仕事内容・働き方・将来性を比較しながら、
あなたに合った選び方をわかりやすく解説します。

40代過ぎた人にもおすすめの3職種

「事務系の資格をとって、安定して働きたい」
「接客もできる仕事ならチャレンジしやすいかも」

そんな声に応えるのが、登録販売者・医療事務・調剤事務の3つ。
どれも未経験からでも目指せて、年齢制限がなく、女性を中心に人気の高い資格です。

まずは、3職種の特徴をまとめた比較表をご覧ください👇

比較項目登録販売者医療事務調剤事務
必要資格国家資格(試験あり)民間資格(通信や独学)民間資格(通信が主流)
仕事内容一般用医薬品の販売・説明病院の受付・会計・レセプト業務調剤薬局での事務作業・受付
活躍の場ドラッグストア・一部薬局病院・クリニック調剤薬局メイン
働き方パート〜フルタイム/土日勤務も多い扶養内パート多数比較的時短や週3〜4勤務も◎
将来性・ニーズ高(資格者数に制限あり)安定(医療事務は常に人手不足)やや限定的(調剤薬局に限られる)

登販・医療事務・調剤事務の資格の取り方と難易度

登録販売者

  • 国家資格で年1回実施(都道府県ごと)
  • 合格率は約40~50%と中程度の難易度
  • 試験範囲は広いが、独学でも十分合格可能
  • 薬の成分や法令を問うので、勉強時間は200〜300時間程度が目安

医療事務

  • 民間資格が主流(ニチイ・ソラストなど)
  • 通信講座・独学どちらでもOK
  • 約3ヶ月〜半年で取得できる
  • 資格がなくても働ける職場もあるが、持っていると採用率UP

調剤事務

  • 医療事務と同様、民間資格が中心
  • 取り扱うのは調剤報酬に関する知識が中心
  • 医療事務資格とセットで取得できる講座も多い
  • 学習期間や費用も医療事務とほぼ同程度

仕事内容と働き方のリアル

それぞれ、働く場所や業務の内容にも違いがあります👇

登録販売者

  • ドラッグストアや一部のスーパーで医薬品(第2・第3類)の販売
  • 医薬品の説明や接客が中心で、やりがいも大きい
  • 土日や夕方の勤務が多く、シフトの柔軟性が求められることも
  • 月収はパートで10〜15万円前後、正社員で20〜25万円程度が目安

医療事務

  • 病院やクリニックの受付・会計・レセプト請求業務など
  • 患者対応や医師とのやりとりがあるため、臨機応変な対応が必要
  • 扶養内パートなどの求人も豊富で、育児との両立がしやすい
  • パートで月8〜12万円程度、正社員で18〜23万円前後が一般的

調剤事務

  • 調剤薬局での処方箋受付・データ入力・会計業務など
  • 比較的静かな環境で、患者対応は少なめ
  • 週3〜4日の勤務や時短勤務も多く、働きやすさ◎
  • 月収はパートで7〜10万円程度、正社員で18万円前後が目安

気になる将来性とニーズの違い

登録販売者の将来性

  • 資格保有者が必須のため、無人化されにくい
  • 店舗側の都合で「〇〇時間帯に登販が必要」などもあり、ニーズは高い
  • ドラッグストア業界は拡大傾向で、40代以降の採用例も多数

医療事務の将来性

  • レセプト業務の一部はAI化が進みつつある
  • ただし、患者対応や調整業務は人が不可欠
  • 高齢化社会により、病院の需要は減るどころかむしろ増加中

調剤事務の将来性

  • 調剤薬局に限られるため、職場の幅はやや狭い
  • 処方箋の電子化などで単純作業は減っていく可能性あり
  • ただし、地域密着型の薬局では受付・説明など人の役割が重視されるケースも

40代以上で選ぶならどう決める?

こんな人におすすめ向いている資格
接客が好き登録販売者
育児と両立したい医療事務・調剤事務
地域の薬局で落ち着いて働きたい調剤事務
仕事に専門性を持たせたい登録販売者・医療事務
職場の選択肢の多さで選びたい医療事務>登録販売者>調剤事務

どの職種も、資格があれば“未経験でもOK”の求人があるのが魅力です。
まずは、自分が「どんな働き方をしたいか」から逆算して考えてみてくださいね。

資格取得を検討するなら…

「40代未経験だからこそ、就職支援付きの講座を選びたい」
「できれば資格を活かしてすぐに働きたい」

そんな方には、登録販売者や医療事務の講座を取り扱っている通信スクール
(例:ユーキャン、ニチイ、キャリカレなど)がおすすめです。
就職サポートつきの講座なら、資格取得後の道も開けやすくなりますよ🌱


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