陰キャラでコミュ力に自信がない人が面接を軽くする3つの考え方

陰キャラだし、面接は苦手。でも、仕事を探すために
どうしても面接が避けて通れないと
憂うつになる人も少なくないでしょう。

私自身、人見知りで自己アピールなんて
とても出来ないタイプでした。

それでも、心理学やちょっとしたテクニックを
知るだけで希望する会社に転職でき、

面接官として色んな人を見る側にも
なったことがあります。

少しでも気持ちが楽に面接が受けられる

簡単ですぐに使える3つの考え方やコツを
お伝えするので参考にしてみてください。

①面接での回答に正解なんてない

まず、面接が苦手になる理由のひとつは、

「合格」「不合格」という言葉にあると思います。

高校や大学などの入試の結果も合否の判定があるので、
どうしても

テストの「正解」が合格と
つながってしまうのだと思います。

そのため、面接となると無意識にこんなことが
プレッシャーになりませんか。

・気の利いたことを言わないといけない

・正しいことを言わないといけない

・人と違うオリジナリティある答えを言わないといけない

でも面接とは、そもそも会って話すことです。

そして、会話に正解なんてありません。

それに メラビアンの法則というのを聞いたことが
ある人もいるかもしれません。

これは、沢山の実験をもとに証明されている法則ですが

人は目から入ってくる情報が半分以上で、

話の内容そのものはたった7%しか相手に伝わらない
というものです。

つまり会話の内容なんて重要視されていないし、
印象に残らない。

実際に私も入社後に、面接のときに言ったのにな、
なんて事を初めてかのように聞かれたことも
何回もあります。

なので、姿勢を正して少し口角をあげるだけで
仕事が出来そうなイメージをもってもらうことができる。

さらに、どうしても緊張すると人は早口になるので、
少しゆっくり話すことを意識するだけで、

メラビアンの法則のなんと93%を制することができるのです!

つまり、ハッタリでも自信があるように
印象づけられるのです。

話し方までは余裕があればで良いですが、

まずは姿勢を正し、少し胸を張って、目線もあげる。
これだけで充分です。

話したい内容は履歴書の志望動機の欄に任せましょう。

②キャラクターに良い・悪い、優劣はない

どうしてもリーダータイプが目立つので、
それを優れていると思ってしまう人もいますが、

自分と違うものと比べて悲観する必要はありません。

たとえるなら、花と昆虫とどっちが優れていますか
と聞いているようなものです。

それに、積極的に発言して企画が得意という人も、
最後のチェックが苦手だったり、

資料をまとめたり整理が不得意という人もいます。

全員がピッチャーでは野球の試合が成り立たないのと
同じです。

また、道具に例えると分かりやすいでしょうか。

たとえば、カッターは紙を切るのには、
とっても向いてるけど、穴を掘らせたら絶望的。

穴を掘るのにも、家庭菜園でプランターに植え替えるのに
足を使うようなスコップでは、不向き。
シャベルが丁度良いわけです。

それを、カッターが何で俺はシャベルみたいに
穴が掘れないんだ、あいつは羨ましい、
絶対に必要とされるキャラだ。

なんて思っても仕方がありません。

もちろん、
カッターでも、家庭菜園で活躍できる場はあります。

土の乾燥を防ぐためのビニールシートを切ったり、
支柱どおしをつなぐ紐を切ったりできるわけです。

本題に話を戻すと、
得意な事や向いていることは人それぞれ
ということ。

さらに、一つの会社で部署や仕事が変われば
向いている仕事も変わってきます。

つまり、面接で上手く話ができる、

(ここで上手く話ができるというのは、
自分はコミュ障だと思う人から見て

スムーズに言葉がでてくる人の事を言いますが)

そういう、一見コミュ力が高そうな人ばかりが
面接に有利というわけではありません。

言葉を変えると面接官は面接のときに言葉がペラペラと
でてくる人を評価しているわけではありません。

入社後にどんな仕事ができるか、どんな部署が向いているか
考えながら面接しているわけです。

さらに言うと、しゃべるのが得意な人ばかり
集まっても良い仕事ができるわけではありませんよね。

さっきの道具の例でいうと、
スコップばっかり集まっても、すべての作業が出来るわけでは
ありません。

スコップに紙を切らせたら、これまた使えません。

なので、面接で話が苦手、うまく話せない、
自分はコミュニケーション能力がないと
思っている人も安心してください。

自分の中で、勝手に会社から求められるキャラを
作り上げすぎないことです。

もちろん、
入社後に自分の苦手なことにもチャレンジしていくことや、
スキルを磨いていくことは必要ですが、

面接の時に、自分の思う理想の社員と
会社の求めている人材を作り上げる必要はありません。

言葉は乱暴かもしれませんが、面接はせいぜい1時間程度の
所詮、面接です。

入社してから何年、長ければ何十年と必要なスキルや
経験を積んでいけば良いのです。

③面接官に気に入られる必要はない

これも誤解がないように付け加えておくと、
挨拶をしたり、身だしなみをきちんとしたり

人としてのマナーは大切ですが、

面接官に気に入られようとか、面接官は偉い人だとか
萎縮(いしゅく)してビクビクする必要はありません。

大きい会社になればなるほど、面接をする人は
ただの人事部や総務部であって、

実際に仕事をする際には別の上司と一緒に仕事を
する可能性も高くなります。

なので目の前にいる面接官との相性はあまり関係が
ないこともほとんどです。

なので、必要以上に面接官の価値を自分の中で
高めすぎないことです。

注意して欲しいことは、入社後に面接官と
一緒に仕事をすることがない場合であっても、

いわゆる「社風」や雰囲気というのは、
面接室までに通されるまでの対応や、

面接官の態度などで伝わるものなので、
「合わない」と思ったら、こちらから辞退する

拒否権もあなたにあるということをお忘れなく。

面接とは、自分を押し殺すことではありません。

自分が働きたいと思えるところを探す
もしくはタイミングを待つことです。

【最後に】

面接をゴールにしてしまうと、
面接自体のハードルが高くなってしまいます。

なので、入社後の初任給で何を買おうかなとか
先のことを考えたり、

面接直後のご褒美を決めておくと気持ちが楽になります。

たとえば、
面接おわったらコンビニの新しいスイーツを買うぞとか、

お昼から銭湯にいってゆっくりしようとか考えて
自分を大事にしてあげてください。

だって苦手な面接に向かおうとしているのですから。

どんな人にも良いところ、優れたところがあります。

自分で自分の限界や正解を決めずに、あなたに合った
職場に出会えることを祈っています。

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