主婦の自宅開業のススメ!向いている職業とは

開業の悩み

育休や産休をきっかけに、次の職場は何となく
別のところにしたい、

育児との両立を考えると、フルタイムでは戻れない。
なんとなく、将来は自分でお店をやってみたいけど、
まだ何をしたいか具体的に決まっていない。

でも、個人事業主は節税にもなると聞いたし
情報収集している方も多いと思います。

そこで、主婦での始めやすく自宅での開業に
向いていると言われる職種について検討してみました。

メリット・デメリットも踏まえて参考にしてみてください。

検討する上で次の3つのポイントを自分の立場に
合わせて考えてみると良いと思います。

①はじめやすい 

②リスクが少ない

③家事・育児などと両立しやすい

主婦が一人で自宅開業するのに向いている職種7選

①プログラマー、Webデザイナー、イラストレーター、
翻訳、CADオペレーター、システムエンジニア

メリット
パソコン1台あれば開業しやすい。
大きな取引先ができると、安定しやすい。

デメリット
どうしても経験がある人が有利。
納期があることが多く、子供が小さい時などは
思ったように仕事が進まずに気持ちが焦ることがある。

プログラミングの仕事になると、企画から設計、テストを
繰り返すアジャイル開発と呼ばれる受注の方法も多いため

何度も打ち合わせや修正が必要になり
ひとつの仕事の入金までのサイクルが長くなりがち。

②せどり、転売、ネットショップ、ハンドメイド制作

メリット:
①と同様にパソコンがあれば開業しやすい
①に比べて初心者でも始めやすい
ライバルが少なく、かつ売れる商品を見つけられると強い

デメリット:
物販なので、売り上げに波ができやすい。
ライバルが多い商品を扱うと利益が少なくなりやすい。

③カウンセラー、講師、サロン経営

自宅サロンとして来客してもらう方法もありますし、
最近ではインターネットを使ってリモートで
ヨガ講師をする人などもいますね。

メリット:
物販に比べて仕入れが少ない分、利益がとりやすい。
連続して何時間もすることは少ないため、
プライベートの時間も確保しやすい。

デメリット:
来客型にすると、プライバシー等の心配がでてくる
リピートしてくれる顧客が増えるまでは売り上げは安定しない

④動画編集、写真販売

他の人がチラシなどで使える著作権フリーのコンテンツを
販売する方法です。

顔出ししなくても、イラストや100円均一で買えるような
素材を組み合わせたりして、いろんな写真を作ったりします。

他にも、SNS用の動画だけでなく、ウエディングムービー作成
などで生計を立てる人もいます。

メリット:
あまり人と関わりを持たずにコツコツと自分のペースでできる
何かを作ったり、同じ作業が苦手でない人に向いている

デメリット:単価が低くなりがち。対策としては、ジャンルを
ニッチな分野を絞ったり、専門性を高めると良い。

⑤ブログ・アフィリエイト、フリーライター

ブログや記事を書いて、ある程度アクセスが集まれば
公告収入が得られるようになります。

ブログといっても、むずかしいこと書く必要もありません。
自分が続けられそうなテーマにすると良いでしょう。

たとえば、好きなドラマの考察記事などを書いて、

女優さんが使っていた服やアクセサリーも紹介する、
そのブログを読んで興味を持ってくれた人が
購入をすると報酬が入るといった仕組みです。

メリット:自分の趣味や興味を発信していく楽しみがある

デメリット:最初1年くらいは作業時間と収入が全く見合わないことが多い。
そのため、記事作成の代行業から始めて、ある程度、収入ももらいながら
記事の流れなど書き方を身に付けてから自分の得意なテーマに移行するのが良い。

⑥動画配信、生配信

最近ではYou tubeだけでなく、色んな動画配信サービスがあります。
そこで、投げ銭を集めて換金するという稼ぎ方です。

Pococha(ポコチャ)やツイキャスなどで雑談やゲーム中継など
色んな生配信をしている人がいます。

他にも、Spoon(スプーン)など音声での配信をする方法もあります。

メリット:
誰かと繋がっている感覚が好きという人や、他の人気の配信者の研究も
苦じゃないという人に向いている。
ファンが増えれば増えるほど、サラリーマンの収入を余裕で超える可能性がある。

デメリット:
常に新しいコンテンツを配信していく必要がある。
企画などがある程度得意な人の方が良い。

⑦個人投資家

投資家も個人事業主として開業できるのかと思う人もいるかもしれませんが、
株トレードを事業所得として認めてもらうために、
いくら以上の利益などという明確な基準はありません。

事業として成り立っていると認めてもらうためのポイントとしては、

・株やFX、仮想通貨などのトレードでの利益で生計を立てている
・トレードを継続・反復して行っていること

つまり3か月や6か月に1回程度売買している程度では事業としては見なされない可能性もあります。
・取引履歴や、諸経費などをきちんと記録して事業として成立していること

などです。

メリット:
いわゆる億り人になる可能性もある。

デメリット:
投資には変動のリスクが常にある。
価格の変動に一喜一憂する人には向いていない。
最初にある程度資金がある人のほうが有利。


番外:フランチャイズ形式

「独立・開業」や「自宅でできるバイト」などと調べていると、
システムを買うだけで簡単に仕組み化ができる!などと

うたっている物も多くみかけます。

自動的に市場やライバル動向をみて
価格を調整してくれる物販システムや、
投資の自動ツールなどもありますよね。

中には、きちんとした会社や実際に稼げるものも
ありますが、

初心者が気を付けないといけないことは、
数字をきちんと読めるようになることです。

どういうことかというと、

フランチャイズ比較サイトなどを見ていると、
始めて2か月で売り上げ100万円!といった宣伝文句があります。

未経験でもOK、テンプレートありなどと聞くと興味を惹かれますが、

売り上げが100万円あったとしても、仕入れが99万円かかって
いれば、儲けは1万円です。

また、在庫なし、利益率20%などという謳い文句にも
簡単に乗らないことです。

利益率が高くても、契約件数が少なくては意味がありませんし、
3万円の物を売って、利益率20%では、6,000円です。

これが1日1件だけの場合、家賃なども考えると、とても成り立ちません。

メリット:
既にある仕組みや、知名度を使うことができる。

デメリット:
システム利用料やロイヤリティなど、思ったよりも
ランニングコストがかかる事がある。サポート体制に差がある。

いかがでしょうか、ご自身が自宅で開業して
個人で仕事をしているイメージは膨らんできましたか?

まだ、情報収集の段階だとは思います。もう少しお伝えします。

自宅開業したての仕事の受注の仕方

・クラウドソーシングに登録する

・ビジネスマッチングサイトに掲載する

・エージェントサイトに登録する

・過去の職場のツテなど知り合いから紹介してもらう

といった事が主流かと思います。

もちろん、はじめてすぐにこれまで正社員で
働いていたのと同じくらい稼げるようにはならないでしょう。

最初は、本当にポイ活レベルのおこづかい程度の
収入かもしれません。

でも、個人事業主として始めることに
リスクはほとんどありません。

それに、個人事業主として開業してしまえば、
売り上げがたつ前の準備期間でも

パソコンを買ったり、勉強用の本や撮影などの
機材を購入したり、仕事関係するものを経費計上できます。

賃貸であれば、家賃の一部(形態等による)も
経費として扱えるので、賢くお金を使うことができます。

とは言え、実際に興味がある分野をすぐに調べはじめる人は
2割くらいで、開業まで行動する人は1割です。

8割の人は、やっぱり難しそうとか、
もう少し落ち着いてからしよう、

どうせ失敗するといった理由を考えてしまいます。

また、最初は赤字の月があったり、なかなか軌道に
のらないということもあると思います。

もちろん、そういった不安定さに不安を感じるのは当然です。

経験したことのないものに恐怖を感じるから
人間は生きてこれた聞いたこともあります。

目の前に見たこのない食べ物があって、何でも
不安も知識もなく食べていてはリスクがあるのと一緒です。

私も最初に独立したときは不安でしたが、ある先輩に言われてた言葉で
踏ん切りがつきました。

「不安をゼロにして始める必要はないし、
始めるのがゴールじゃない

49%の不安と51%のワクワク、
1%でも楽しみが勝つなら、やった方が良い。」

個人事業主に向いている人・向いていない人

向いている人
・自分で何かをやってみたいと思う人
・ずっと同じ場所で働くことに抵抗がある人
・自己管理ができる人

特に作業が自宅となるとオンオフの境目がなくなりがち
いくら時間に融通が利くとは言え、生活のルーティーンの中に決まって、
仕事の作業の時間を少なくても継続して取り入れられないと、
事業としては伸びていきません。

向いていない人
・毎月、決まった収入にこだわる人
・退職金や、年金を当てにしている人
・自分で動くよりも指示を受けて仕事する方が楽な人
・家族の理解が得られない人。

家族の理解はとても重要です。たとえば、1年くらいやってみてダメだったら
また就職して働くから、チャレンジさせてほしいと言ったときに、
配偶者の方に応援してもらえないと、

肩身が狭くなったり、気持ちばかり焦ってお客さんの気持ちやニーズに
鈍感になってしまったりして、後々、苦しむことになります。

最後に、もう1点開業にあたってのポイントとした方が良いことは、
売り上げ確定までの工程がシンプルなものを選ぶということです。

たとえば、他社のサービスを利用して
商品の販売をした場合
(イメージしやすいように名前を出すとAmazon,メルカリなど)

売上金はエンドユーザーから振り込まれるよりも
利用しているサイトの運営会社から振り込まれることが
多いです。

その場合に、売り上げから入金までの期間が長いと
資金繰りに目途が立てにくかったりします。
(前述のサービスの事ではありません)

また、ポイ活などを例にすると分かりやすいですが、
売上金が一定以上にならないと振り込まれないなどもあるので、

金額に関わらず、振込手数料も安く、月末締めの翌20日振込など
シンプルなものを選ぶのがポイントです。

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