30代・40代でも転職に強い!つぶしがきく資格5選

転職の悩み

「なんとなく今の仕事を続けているけど、正直これから先が不安…」
そんな風に感じることはありませんか?

特に30代以降になると、結婚・出産・転職など人生の転機を迎える中で、
自分の将来に漠然とした不安を抱きやすくなります。

今すぐ転職したいわけじゃないけど、
✔ いざというときに役立つ知識がほしい
✔ キャリアに少しでも自信を持ちたい
✔ 会社に依存せずに生きる力がほしい

そんなあなたにおすすめなのが、“つぶしがきく資格” “使える資格”です。


最近では“リスキリング”なんて言葉も使われるようになり、
資格をとることを考える人も増えてきているようです。

ただ、資格といっても、国家資格だけでも約300種類以上あります。
(参考:国家資格一覧・担当府省別(文部科学省参考)

また、民間資格を合わせると資格は数千。
どれを選べばいいのか分からなくなりますよね。

中でも、民間資格は受験条件や資格更新、免許の範囲などについて法律の規制がなく、
民間団体や企業が独自の基準で認定や認証を行っています。

なので、資格と一口に言っても、「質」にはバラつきがあります。

この記事では、1日30分〜2時間程度の勉強時間で挑戦できる資格や、
今後需要が高まりそうなものをジャンル別に紹介します。

どんな資格を目指せばいい?まずは目的から考えよう

資格を取ってみたいけど、どんなものが自分に合っているのか分からない。
そんなときは、いきなり資格名を調べるよりも、
「自分がこれからどうしたいのか?」を整理してみるのが一番の近道です。

まずは目的ごとに、おすすめの資格の方向性を整理してみましょう。

いざという時に収入が得られるようにしておきたい(副業・在宅)

「今すぐ仕事を辞めたいわけじゃないけど、何か手に職をつけておきたい」
「いざという時に収入源があるようにしたい」
そんな人には、副業や在宅ワークにもつながりやすいスキル系の資格がおすすめ。

今の仕事を辞めて、別の職場に再就職したい

「今の職場には限界を感じている」「でも全く経験のない仕事に就くのは不安」
という人は、就職先の幅が広がるような実用的な資格を選ぶと安心です。

将来的には独立・開業も考えている

「ゆくゆくは自分で仕事をしていきたい」という人には、
信頼性が高く、業務独占や名称独占のある国家資格や、
個人事業としての活動が可能な資格がおすすめです。

タイプこんな人にポイント整理
① 副業・スキル証明型今の職場は続けながらも+αを考えたい人短期間・費用安め・実務に使える
② 再就職・転職準備型今すぐじゃなくても転職したい気持ちがある人求人数が多い資格・履歴書向き
③ 独立・自己投資型本業じゃないけど「自分の武器」にしたい人趣味×資格/講師や副業なども可

こうして目的を整理した上で、
次はジャンル別に資格を見ていきましょう。

デジタル・IT分野

今後はクラウド、サイバーセキュリティ、デジタルマーケティングなど
どんどん扱う規模も大きくなりますし、

世の中のあらゆるサービスが急激な変化を遂げているのに対し、
それを管理できる人材は不足していると言われています。

そんな中で、基本的なIT関係の知識を持っているというのは、

日常生活でも便利に通信したり、データを管理したりと
仕事以外にも活用することができます。

そういう意味でもつぶしがきく資格といえるでしょう。

デジタル・ITの分野で始めやすいおすすめの資格

ITパスポート(国家資格)
社会人向けのIT基礎知識。幅広い業界で活かせる。
📌活かし方:未経験のIT転職や業務改善に
🌱将来性:高|🧠難易度:★☆☆(100時間程度)

情報セキュリティマネジメント
企業のセキュリティ担当を目指すなら。信頼性高い国家資格。
📌活かし方:企業の情報管理・事務職にも◎
🌱将来性:高|🧠難易度:★★☆(基礎ITスキルが必要)

MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
Word・Excelスキルを証明。実務向けで即効性アリ。
📌活かし方:事務職/パート・再就職でもアピール力あり
🌱将来性:中|🧠難易度:★☆☆(実技試験メイン)

業種問わず活かせるので、
「まずは汎用性のある資格を取りたい」人におすすめの分野です。

医療・福祉分野

20代のときとは違い、社会経験が長くなると、医療・福祉の大事さや将来性を改めて感じ
資格をきっかけに転職をする人も少なくありません。

医療・福祉分野でおすすめの資格

社会福祉士
福祉の国家資格の代表格。相談支援の専門職として安定ニーズ。
📌活かし方:病院・施設・行政など就職先が豊富
🌱将来性:高|🧠難易度:★★★(1年以上の学習+実習)

精神保健福祉士
心のケアを担う国家資格。精神科医療・地域支援の現場で活躍。
📌活かし方:精神科・就労支援・福祉施設など
🌱将来性:高|🧠難易度:★★★(福祉・心理系出身が有利)

介護職員初任者研修
介護の入門資格。最短1ヶ月の講座で取得可能。
📌活かし方:介護業界への第一歩/副業にも◎
🌱将来性:高|🧠難易度:★☆☆(通学形式で取得しやすい)

福祉住環境コーディネーター
バリアフリーや住環境改善に特化した知識を学べる民間資格。
📌活かし方:リフォーム業界やケアマネ支援などで重宝
🌱将来性:中|🧠難易度:★★☆(2級は独学OK)

登録販売者
医薬品の販売に関わる国家資格。薬剤師の補助的なポジションで、
ドラッグストアなどで需要が高い。
📌活かし方:調剤薬局・ドラッグストア/接客経験が活かせる
🌱将来性:高|🧠難易度:★★☆(学習3〜6ヶ月目安/独学OK)

人手不足の現場も多く、ブランク明けや未経験からでも挑戦しやすいのが特徴。
就職先が豊富で、長く働ける資格を目指したい人に向いている分野です。

(こちらも読まれています
 →40代過ぎてから取るなら?登販・医療事務・調剤薬局の資格比較

経営・経理・ビジネススキル分野

会計や税務などの経理分野は時代の流れに左右されにくいです。
数字から会社の経営状態を把握する資格の価値は根強く、

数字を読み解く力がつけば交渉事にも説得力が増しますし、
独立しやすい資格も多いです。

また、お金の流れに関する知識を得ることで自分の将来設計や
保険選びなどにも役立ってくるので、生活に役立せることもできます。

経営・経理分野のおすすめの資格

中小企業診断士(国家資格)
経営戦略・財務など広く学べる。独立や副業にも強い。
📌活かし方:コンサル・行政・士業連携など
🌱将来性:高|🧠難易度:★★★(学習1000時間以上)

ファイナンシャルプランナー(FP)
お金に強くなれる資格。保険・年金・住宅ローンなど幅広くカバー。
📌活かし方:営業/士業連携/ライフプラン相談に
🌱将来性:中|🧠難易度:★★☆(2級なら独学可)

ビジネス実務法務検定
企業法務の基礎を学ぶ。リスク管理に強くなれる。
📌活かし方:事務・法務・総務系に強い武器
🌱将来性:中|🧠難易度:★★☆(3級〜独学OK)

統計検定
データ活用力が身につく。ビジネスでも注目される分野。
📌活かし方:マーケ・経営分析・資料作成の説得力UP
🌱将来性:高|🧠難易度:★★☆(数学苦手でも挑戦可)

業種、部署などに関係なく使える知識なので、IT、会計に続いて
コンプライアンスに厳しい昨今では今後も求められる資格と言えます。
副業・独立を視野に入れている人にもおすすめ。

メンタルヘルス分野

メンタルヘルスの問題に関わることができる資格として挙げられる国家資格は
精神保健福祉士、社会福祉士、公認心理師がありますが、

業種違いの人からすると受験資格が厳しいともいえます。

そこでおすすめの資格
メンタルヘルスマネジメント検定
職場のストレス対策やセルフケアにも有効。商工会議所が後援。
📌活かし方:人事・介護・教育分野などで注目度UP
🌱将来性:中|🧠難易度:★☆☆(II種は独学OK)

メンタルトレーニング検定
目標達成・モチベーション管理に関する知識が学べる。
📌活かし方:教育・コーチング業・個人の習慣改善に
🌱将来性:中|🧠難易度:★☆☆(入門向け)

色彩検定
色の組み合わせ・心理効果を学べる。感性系資格。
📌活かし方:販売・接客・広告など感覚を活かす仕事に◎
🌱将来性:低〜中|🧠難易度:★☆☆(3級は楽しく学べる)

アロマテラピー検定
香りの基礎を学ぶ資格。リラックス・セルフケアに最適。
📌活かし方:介護・美容・リラク業界で人気
🌱将来性:中|🧠難易度:★☆☆(趣味感覚でも◎)

転職に直結できる資格ではないかもしれませんが、
モチベーションの維持の仕方など、
自分と向き合うきっかけにはなります。

また、心について勉強していくと、
自分が本当に興味のあるものに出会えたという人も少なくありません。

言語・グローバル分野

TOEIC・英検・中国語検定・韓国語検定など
もちろん翻訳アプリなどがかなり充実してきていますが、

言語スキルがある人の方がやはり重宝されます。
転職・人材業界では英語力の高い人ほど年収も高いという
通説もあるほどです。

また少子化がすすみ、今後さらに外国人労働者を多く受け入れた場合に
管理者の立場の人で外国語ができるというのは大きな武器です。

勉強する言語については、英語がまずは筆頭にあがりますが、
ご自分の職場や仕事で必要になってくる言語を選んでももちろん良いです。

あとは、好きなアーティストや俳優などの推し活をするために
言葉を覚えるというのも楽しいですね。

他の言語を勉強することで、知らなかった名言やことわざなどを知って
新しい価値観なんかに触れることもできるので、
人生の幅を広くするという意味でも価値ある資格と言えます。

最近ではYou tubeなどの動画サイトやSNS、アプリなど勉強方法も
多岐にわたるので、ゲーム感覚で楽しく継続しやすいものも増えています。

まとめ:選び方と学び方

なにより、資格選びは、「どの資格が役に立つか」よりも、
「どんな自分になりたいか」から逆算するのがポイント。

資格はあくまで“手段”なので、目的がクリアになっていれば、
たとえ趣味の延長のようなものでも、思わぬチャンスにつながることもあります。

「まずは気になる分野を知る」ところから始めてみてください。

ちなみに、最近の資格の勉強方法を知っていますか?

どちらかというと、この資格をとるんだーー!と決めて臨んでいた資格も、

実は、最近は同時進行で選べるんです。

1つに絞るのはむずかしいし、挫折したときの自己嫌悪はたまりません。

なので、サブスクで色んな自分をアップロードしてみて、ホントに
気になったものを深めていく。これが最新。
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簡単なものや、趣味の延長でしかないような資格であっても
いざ「合格通知書」や認定書を受け取ると、
大人になってもとても嬉しいものです。

最初は履歴書に書くまでもないような資格でも、合格してみると、

自信や達成感を味わえるので、その流れで本当に
これから仕事に使えそうな資格をとるというのも有りだと実感しています。

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